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2005年 10月 29日

農大収穫祭の笑い

小雨が降ったりやんだりの土曜日。
久しぶりに、仕事の脳みそをオフにして、
家族で、世田谷線に乗って、東京農業大学の収穫祭へ。
すると‥‥‥

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by yasunari_suda | 2005-10-29 17:30 | コメディライター旅日記
2005年 10月 24日

まあ、ええがな の こころ

いま、全部で750頁にも及ぶ英語のコントの台本の
翻訳作業に取り組んでいます。
三分冊で来年の春くらいまで、ゆる〜く濃く関わっていく、
そんなお仕事です。
で、これは昔からそうなのですが、濃い仕事をすればするほど、反動で、ゆるいことをしたくなります。

最近はまっている本は、
森村泰昌さんのエッセイ集『「まあ、ええがな」のこころ』(淡交社)
ちなみに遠藤書店・農大通り店で出会いました。
実は、ゆるいだけではない、森村さんの創造の秘密が行間から
垣間見えるようにも思え、同時に様々な人生への卓見が詰まった
本なのですが、これが、ジャック・タチの映画にも負けない
なんともいえない笑いどころが、ほどよく満載。
何度も繰り返して同じところを舐めるように読んでしまいます。
オススメは、83頁からはじまる「まあ、ええがな」です。
ネタをそのまま書くと、これから読まれる方の楽しみを
減らしてしまうので、やめときます。
森村さんは、大阪の鶴橋の近く、天王寺区側の細工谷に
生まれ育って、鶴橋のJR西日本・大阪環状線の高架下に
仕事場があるそうです。
高校は、大阪の陣の時に真田幸村が陣地を築いたという
真田山公園の側の高津高校。
実は、ぼくが三年間を過ごしたのが、
そこから歩いて5分ほどの清水谷高校。
戦後まで府立第一高等女学校と呼ばれていて、
戦後の男女共学化の時に、高津と清水谷、
学生を半分ずつ入れ替えて、戦後の府立高校としての
スタートを切ったという歴史があります。
なので、この辺りの土地について語る森村さんの文章は、
目から読んでいるはずなのに、肌を通して、染み込んできます。
この本を読んでいて笑いながら思い出したのは、
たとえば、83頁からはじまる「まあ、ええがな」は、
緑茶商を営む森村さんのお父さんの日常のエピソードを
「まあ、ええがな」という口癖に絶妙にからめて
書かれているのですが、
「こういう、森村さんのお父さんのようなおっちゃん、
そういえば、そこここにおったな〜」ということでした。
天王寺区の真法院町から旧・南区の安堂寺町あたりに至る、
上町台地の北側を中心としたエリアに、
濃厚に、こういう方がおられたような気がします。
学校の先生とか、近所の食堂のおっちゃんとか、
友達の親とかおじさんとか、いま思えば、おもろかったな〜。
みんな「まあ、ええがな」の心を持っていたような気がします。
「まあ、ええがな の こころ」
意外とこれから大事なんじゃないか、という気がしています。
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by yasunari_suda | 2005-10-24 21:21 | コメディライター旅日記
2005年 10月 18日

モンティ・パイソンの中に「プロフューモ事件」という言葉が

モンティ・パイソンの翻訳に関わっていて、
たまに強く感心するのは、コメディにおけるサンプリングの手法の妙です。
あらゆる表現の分野で、もはやオリジナルなものは存在しない、と言われはじめて
随分と年月が経っているわけですが。
人は相変わらず、人が作ったものに感情を動かされてしまいます。
そんな感動を呼ぶ創作物には、サンプリングの妙が潜んでいることが多いのです。
モンティ・パイソンを見ていると、
たまに、明らかに濃厚なレギュラー・キャラクター以外の、
濃厚なキャラクター(人物)が、ニュース映像や台詞中のワン・フレーズとして
登場することがあります。
最近、濃いな〜と思ったのは、ジョン・クリーズがアフレコをしたキチ○イじみた
キャラの抗議の手紙に登場するプロフューモ事件という言葉。

時は、1963年、
事件の主役のプロヒューモさんは、三十八歳でマクミラン保守党政権の陸軍大臣を務め、
未来の首相候補とまでいわれた世襲の貴族でした。
この人が、ロンドンのナイトクラブで、
キーラーという名の高級コールガールを買ってしまいました。
まあ、そこまでは、単なる下半身スキャンダルなのですが、
ところが、そのキーラーさんは、当時のソ連の諜報員だったのです。
まるで、スパイ映画のようですが。
世間的には、英国陸軍の最高機密がソ連に流れたと言われています。
が、実際のところは、国家機密を漏らしたのかどうかは、ハッキリしていません。
が、
プロフューモさんは、議会で「この女性と関係がありましたか」と問われたときに、
「そんなことはなかった」と嘘をついてしまったのです。。
事件後、プロフューモさんは嘘をついた自分を探く恥じて、
先祖から受け継いだ莫大な財産と地位を投げうって、
ロンドン東部の貧民街のイーストエンドに住みついて、貧困や病気に
喘ぐ弱者のために奉仕活動を始め、ずっと続けたんだそうです。
その事実を知った女王陛下が、プロフューモさんが70歳を越えたときに、
「嘘をついた罪は大きいけれども、あなたは充分に罪を償いました」と、
救いの手をさしのべたそうです。
しかし、プロフューモさんは、
「いいえ、嘘をついた罪は許されません。私は一生かけて償いたいと思います」
と、そのまま今も、亡くなっていなければ、イーストエンドで働いているのだそうです。

調べてみると、すごい話が隠れていたりする。
こういうサンプリングの妙を発見すると、
やっぱり、『ゲバゲバ』や『カリキュラ』じゃ物足りなくなります。
そして、こんなコメディを自由に作ってみたいという衝動が増幅します。

そして、TVのニュースで日本の政治家の顔を見ていると、
嫌になりますね。
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by yasunari_suda | 2005-10-18 21:17 | コメディの技術
2005年 10月 17日

サイト(仮)オープンしました

今週と来週くらいで、ちゃんとしたいと思います。

www.yasunarisuda.com
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by yasunari_suda | 2005-10-17 11:01 | コメディライター旅日記
2005年 10月 11日

モンティ・パイソンの またもや決定版本、遂に出ました!

モンティ・パイソン正伝!
百夜書房から!
メンバーのインタビューを中心に452ページ!
これまでに出たパイソン本ではイチバン分厚い!
そして、メンバーの証言がイチバン生々しい!
解説は宮沢章夫さん!
帯の文句が小気味いい!
ファンでなくても必読!
榎本さんと奥山さんの驚異の知的なガンバリで日本版が生まれました!
ほんと、お二人にはアタマが下がります!
監修者ではありますが、
ぼくは周辺でウロチョロしてただけ!
なんだ今の”!”マークは!?

とにかく、書店へGO!
もうすぐ並ぶぞ!
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by yasunari_suda | 2005-10-11 13:44 | コメディライター旅日記
2005年 10月 10日

新しいお酒ブームから考える笑いの技術

先日、
落語に詳しい放送作家の小林さんと経堂の鳥へいのカウンターで飲んでいると、 
「トマトのお酒」ってボトルがありました。
ちょっとお洒落っぽく、女性層を意識したデザイン。
ちなみに、すっきりした飲み心地とか。
最近、果物や野菜など、いろんなものがお酒になっています。
グレープフルーツの発泡したお酒とか、
焼酎でも、ジャガイモ焼酎、ワカメ焼酎など、いろいろです。
(昔からあったんものもあるかも知れませんが)
そこで、
どんな材料のお酒があったらバカっぽいか?
という話になりました。

「キノコのお酒」
→変な酔いかたしそうです。

「ウドのお酒」
→う〜ん、微妙。
わざわざ仕事の疲れを癒すために飲みたくないような。

「カイワレのお酒」
→これも、微妙。

「ニラ焼酎」
→BGMは、軍歌ですかね。ジャズは、まず合わなさそう。

「カリフラワーのお酒」
→意外と飲んでみたい気もする。

「じねんじょ焼酎」
→器には凝りたいですね。美味そう。

「ポマトのお酒」
→熟成すると変な方向に行きそうな気が。

「小松菜のお酒」
→下町で飲むにはいいかもしれません。炙ったイカにあうかも。

「ずいきのお酒」
→う〜ん。

「泉州水なすのお酒」
→だんじりの季節に飲むと暴れたくなること請け合い。
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by yasunari_suda | 2005-10-10 16:33 | コメディの技術
2005年 10月 08日

ステルス戦闘機から考える笑いの技術

見えない戦闘機・ステルス戦闘機の映画が公開されました。
見えないというのは、実際のところは、相手のレーダーに
映らないということです。
が、厳密なことはさて置いて、
「見えない戦闘機=ステルス戦闘機」という世間一般に
認知される紋切り型は、格好のギャグ発想の素材です。
ステルス戦闘機は、
?ステルス ?戦闘機 という前半部分と後半部分から
成り立っています。
「見えない」というイメージのある?ステルス は、
そのままにして、
?戦闘機 を別の言葉に置き換えみましょう。
別の言葉を選ぶ際の基準は、
「これが見えないなんてキモイor困るor信じられないorえ〜?」
みたいなリアクションが期待でるものを、
まずは基本としてみると笑いを呼ぶ素材を発想できるかも
知れません。

ステルス募金
ステルスくさや
ステルス納豆
ステルス野口屋(リヤカーで売り歩く豆腐屋さんです)
ステルス部長
ステルスアイパー
ステルス法案
ステルス財団
ステルス家政婦
ステルス東海村
ステルス都知事
ステルス尿素配合
ステルス教団
ステルス唐辛子
ステルス屋台
ステルス闇金融
ステルスマーケティング
ステルス新世界
ステルス沖ノ鳥島
ステルス団地妻
ステルス占い
ステルス救急車
ステルス霊柩車
ステルス共和国
ステルス人民共和国
ステルスホスト
ステルス農協
ステルス民営化
ステルスニート
ステルス記念日
ステルス熟女
ステルスロマンポルノ
ステルスもみあげ
ステルス増毛
ステルス自慢

今日は、まあ、このへんで。
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by yasunari_suda | 2005-10-08 02:21 | コメディの技術
2005年 10月 01日

アラブ世界の楽器ウードを経堂で

木曜日の夜。
経堂西通りのマレットで珍しいライブを家族で見る。
アラブ世界の楽器ウード

スペインのフラメンコ・ギターのコラボ。
ウード奏者は常見裕司さん
息づかいが伝わる、ほどよい広さの空間で贅沢な体験。
ウードは、トリップさせてくれる楽器だな。

曲が終わる度に鳴り響く拍手を1歳一ヶ月の娘が、
「は〜い、だぁだぁ」と、自分への拍手だと勘違いするので、
「おまえとちゃうっちゅうねん!」と関西弁で突っ込んだ頃、
阪神がリーグ優勝を決めていた。
この夏に亡くなった経堂の本場大阪のお好み焼き屋さん
「ぼんち」のお母さん、きっと天国で喜んではるな〜。いい夜でした。
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by yasunari_suda | 2005-10-01 22:46 | コミュニティ論