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2004年 06月 26日

新宿西口メトロ食堂街

1秒でも速く抜けだしたい!
新宿駅の雑踏の中にいると、いつもそう思う。
が、そんな新宿駅の西口に期間限定の癒し&お笑いスポット発見!
それはメトロ食堂街という一角。
いまそこには、七夕を祝う笹が何か所かに分けて置かれているのだが、
願いを書いた短冊に、どことなく笑えるものが、実にたくさん。
たとえば‥‥‥
「液晶テレビか‥‥プラズマ‥‥渡辺」
「きれいな女がほしい」
「一生お金と愛と食べものに困りませんように」
「家の土地が解決になれ」
「給料を少しあげてください」
「弟が欲しい」
その多くが、決して上手いとは言えない文字で書かれているところが、
本当に何ともいえない。
ほんと、ダマされたと思って、是非。
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by yasunari_suda | 2004-06-26 01:05 | コメディライター旅日記
2004年 06月 26日

ももんが

深夜、ご近所の春風亭昇太師匠のご自宅で、「ももんが」のこどもを見ました。
いやいやいや‥‥‥猫にかなりはまっている私ですが、ももんが もスゴイ!
手慣れた師匠がカボチャの種を近づけると、パクッと掴んで巣箱の中へ。
日本にもこんな可愛い生き物がいたんですねぇ。癒されました。
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by yasunari_suda | 2004-06-26 01:02 | コメディライター旅日記
2004年 06月 23日

経営とは耐え難きを耐えること也

有限会社 大日本生ゲノム という名前の会社を経営していると、
普通では味わうことのできない困難に直面することが少なくない。
昔から名は体を表すというように、会社の名前とは、会社の何たるかを
世の中に知らしめる大切なものである。
それなのに、週に1度、領収書を整理している時に、わたしは非常に
やるせない気持ちにさせられる。
なぜか?
領収書の宛名が微妙に‥‥‥大日本生ゲノムではないことがあるのだ‥‥‥。
どんな宛名があるかというと‥‥‥
たとえば‥‥‥
昨年の9月、また残暑の厳しい折の池袋・西口の喫茶ポエムの領収書は、

   大日本生ビール  だった。

おそらく少し年輩の店員さんは、とても暑かったから、その日、生ビールの
ことで頭がいっぱいだったのだろう。   
が、宛名の間違いは、これだけでは済まない。

   他には

   大日本生ゴム

   大日本生ゲロム

   大日本生ケモノ

「ナマケモノ」なんて確信犯に違いない。絶対そうだ。

そして、先週、ある喫茶店の細身のジーンズの似合う若い男性店員は、

   大日本デニム  と書いた。書いた。確かに書いた(涙)。

もうすぐ設立から一年だが、最近、宛名の間違いを内心では期待するような
倒錯に蝕まれるようになってしまった。
これからどんなハプニングが、わたしを襲うのだろうか?
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by yasunari_suda | 2004-06-23 00:20
2004年 06月 13日

ヒノエちゃん物語

昨日の夜、悲しい別れがあった。
別れたのは、ほんの2週間ほど前に知り合った10円玉だった。
その10円玉は、もちろん何の変哲もない10円玉だった。
お日さまの光にかざしながら見ても、机の上で転がしてみても、
つねっても引っ張っても放り投げても‥‥‥
ルックスも触感も10円玉以外の何物でもなかった。
だから、小銭入れの中で揺られていると、他の10円玉とは見分けがつかない。
朝、東京駅の丸の内北口を出て会社に向かうスーツ姿のサラリーマンの集団
みたいに、眼鏡の感じも七三分けの感じも上下の服の色も同じように見えて、
また隣の10円玉と同じ10円玉でしかなかったのだ。
しかし、この10円玉には、他の10円玉とは違う何かがあった。
それに気付いたのは、最寄りの東松原の駅で、切符を買おうとしていた時。
その日は、小銭入れがパンパンに重く膨らんでいる日だった。
10円玉を数えてみると、12枚もあった。こりゃ重いはずだ!
ちょうど良いことに、目的地の渋谷行きの切符代は120円だった。
ぼくは当然のように、コインの投入口に12枚の10円玉を流し込んだ。
ジャラジャラジャラっと10円玉を流し込むのは、めくるめく快感だった。
どうしてだろう? それは、ぼくだけだろうか? これは一体なんだろう?
実は、前から、貯まった小銭を一気に使う時、ぼくは、その努力して貯めて
いたものを一気に放出する感覚に、散財の快感というか、蕩尽の快感というか、なにか、そんな非日常的なものを感じていたのを思い出した。
ジャラジャラジャラ〜ン!と、硬貨が自動販売機にダイブする音が響くと、
当然、次は、チケットの120円のボタンが点灯する番だ。
しかし、その日に限って、ボタンが点灯しない。
そして‥‥チャリンと音を立てて、一枚の10円玉が戻ってくるのだった。
10円玉は、繰り返して、何度、投入口に入れても、戻ってくる。
ポトリと落としてみたり、滑り込ませてみたり、「戻ってくるな!」と
念じながら投げ捨てるように乱暴に放り込んでも、どうしてみても、
いつも一定の静けさの後にチャリンと戻ってくる。
最初はムカついていたものの、繰り返しているうちに、この10円玉に愛着が
湧いてくるのが不思議だった。
だいたいにおいて、「あっちへ行け!シッ!」と何度も言うのに着いてくる
小さなものは、可愛いものだ。
子供の頃の近所の野良犬の子供とか、ヨチヨチ歩きの子供とか、小さいやつが、
繰り返してよって来るのは、「あそぼ‥‥」というサインなのだ。
そういえば、『魔法のマコちゃん』のエンディング・テーマは、この可愛さを、小さな存在の視点から歌ったものだったような気がする。
少し脱線したが、そんなことをしているうちに、渋谷行きの各駅停車を一本
逃してしまい、そして、ぼくは、この10円玉に愛着のようなものを感じる
ようになっていた。
表面を見ると、「昭和四十一年」と書かれてある。学年でいえば、
ぼくの一年先輩にあたる丙午の年の生まれだ。そこで、ヒノエちゃんという
アダナを付けて、小銭入れの定位置におさまってもらうことにした。
それからは、自動販売機で何か買うたびに、ぼくとヒノエちゃんの二人は、
周囲の人には知る由もない遊びに興じることになった。
といっても、コイン投入口に他の凡百の硬貨に混ぜて、ヒノエちゃんを
放り込んでみるだけなのだが、ヒノエちゃんは、いつも必ず戻ってきた。
キリンの自動販売機でも、POKKAの自動販売機でも、伊藤園の自動販売機
でも、ダイドーの自動販売機でも、どんな自動販売機にダイブさせても、
必ず、ヒノエちゃんは戻ってきた。
そんなことを繰り返すうちに、ぼくの愛着は、なにか別の、もっと温かい、
もっと深いものに姿を変えていた。言葉にできにくい妙だけど心地よい感じ。
ヒノエちゃんが戻ってくる度に、それは強くなったものだった。
日光猿軍団の太郎と次郎の気持ちもわかるような気がしたほどだった。

しかし、別れは、突然のようにやってきた。
昨夜、妻と生ゲノム社のスタッフの先浜さんと、桜丘のネパール料理を食べて
帰路についた時。
井の頭線・渋谷駅のチケット売り場で、いつものように、ヒノエちゃんの
生還ダイブ・ショーにチャレンジしようとして、二人の目の前で、
ヒノエちゃんを切符の自動販売機に放り込んだのだった。
ぼく以外の他人に見せるのは初めてのことだった。
100円玉1枚と10円玉1枚、そして、ヒノエちゃん。
ぼくは、ヒノエちゃんが繰り返して戻ってくるのを二人に見せてから、
「やっぱり戻ってくる!しゃあないやっちゃなあ〜」と、自慢しながら、
別の10円玉を放り込んで切符を買うつもりだったのだ。
なのに、100円玉1枚と10円玉1枚、そして、ヒノエちゃんを、
順番に放り込むと、なんということか、ボタンが点灯してしまった。
筋書きと異なる展開に動揺したぼくは、思わずボタンを押してしまった!
いつも戻ってきてくれるはずのヒノエちゃんが戻ってこない!
それは、かなりショックな出来事だった。
井の頭線の自動販売機は、以前に何度も経験済みだったのに。
冗談ではなく、心にポッカリ穴が開いたようだった。

いま、これを書いているのは、日曜日の早朝5時過ぎ、先週は、生ゲノム社の
仕事が忙しく、二度の徹夜があったりで、睡眠不足ここに極まれりという感じだったので、今日は12時に寝たのだった。
なのに、どういうわけか目が覚めてしまった。
ヒノエちゃんのことを思い出したからだ。
どうして、ヒノエちゃんは、去ってしまったのか?
う〜ん。どうしてだろう?
ぼく以外の人見られると神通力を失ってしまうのだろうか?
それとも、ぼくが美女二人と一緒にいたから、嫉妬したのだろうか?
う〜ん。ヒノエちゃんは女だったのか?それとも‥‥‥
本当にわからない。けど、なんだか、また遇いそうな気もするなぁ。

このブログを読んでくださっているみなさん。
もしも、「昭和四十一年」生まれで、自動販売機に繰り返し投入しても
戻ってきてしまう10円玉がいたら、それは、おそらくヒノエちゃんです。
お知らせくださると、なんだか今から想像しても複雑な気分なんですけど、
まあ幸いという気がします。
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by yasunari_suda | 2004-06-13 05:39 | コメディライター旅日記
2004年 06月 09日

ちちもみさん

という職業が、大阪の下町に残っている。続く‥‥‥
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by yasunari_suda | 2004-06-09 02:19 | コメディライター旅日記
2004年 06月 06日

じゃんけん、ポイ!

コメディの醍醐味の一つに、「ミスマッチ」というものがある。
「この組み合わせは絶対に変!」「微妙に変!」という異なる要素が、
どういうわけか一緒になってしまった極限状況のことをいう。
今日のカット・アップは、「じゃんけん、ポイ!」という言葉。
この言葉は、意外なことに、フランスが舞台の映画に登場する。
その映画は『艶笑・パリ武装娼館』。
物語の設定は、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに占領されている最中の
花の都パリ。そのパリ市街にある高級娼館の娼婦たちが、祖国を自分たちの
手に取り戻すため、色仕掛けに満ちた知謀・策謀を駆使して、レジスタンスに
参加するというストーリー。
ここまで書いた中にも、ミスマッチは満載だ。
「パリ」と「武装」。「武装」と「娼館」。「娼婦」と「レジスタンス」など。
実に意外性に富む笑いの世界が展開されている。
さらに見どころとなっているのは、あの『ピンクパンサー』の名優ピーター・
セラーズが一人六役を演じていること。その幅たるやスゴイ。
「ヒットラー」「ゲシュタポ高官」「英国スパイ」など、相反するキャラに
不思議なほど自然に成りきっている。
そして極めつけが、日本の皇太子キョートだろう。
ユダヤ系英国人のセラーズが、黄色人種に成りきっているのだから。
もちろん日本語を喋っている。
皇太子キョートは、娼館にやってくると、尼さんのコスプレをした娼婦
(「尼さん」と「娼婦」も ミスマッチだが‥‥)と、部屋にしけこむことに。
そして、ドアの向こうからイチャつく声が聞こえてくるのだが、そのうちに、
「じゃんけん、ポイ!」という声!野球拳を始めたのだ!
「ナチス・ドイツ占領下の花の都パリの高級娼館にて日本の皇太子が尼さんの
コスプレをした娼婦と野球拳」
このミスマッチは何だかスゴイことになってしまっている‥‥。
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by yasunari_suda | 2004-06-06 11:55 | コメディの研究