カテゴリ:コメディの研究( 4 )


2008年 05月 27日

NTT出版「InterCommunication」誌に

「携帯コメディは、ソーシャル・デザインの夢を見るか?」
という文章を書きました。

「コミュニケーションの未来」特集。

こちらです。

よろしければ、立ち読みでも。
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by yasunari_suda | 2008-05-27 13:38 | コメディの研究
2008年 05月 22日

キャバクラ嬢は、官僚や政治家よりも素敵な職業かも。

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コメディの基本は、
世の中のあらゆるものをフラットに並べて見てみること。
つまり、職業によって上下を設けない粋な考え方が、コメディを生むのです。

いまティーンの間で1、2位を争う雑誌がキャバ嬢向け雑誌。
もともとのターゲットは男性だったのが、
最近では、ティーンの女の子が、
人気のキャバ嬢が「アイドル」のように紹介されているのを
夢中になって読むケースが増えているという。

そう。キャバ嬢は、いまや女性の憧れの職業なのです。

それで、政治家や官僚を「キャバ嬢」に置き換えて作ったコメディ。

ある種の真実を含んでいます。
「日本キャバクラ立国論」です。
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by yasunari_suda | 2008-05-22 16:46 | コメディの研究
2008年 04月 19日

スゴイおっさん、モア♪

「ユートピア」で有名なトマス・モアは
ルネッサンス期に生きたイギリスの法律家にして思想家
その生き様は 筋金入りのコメディ至上主義者だったらしい
妻と別れて新しい女と結婚したいという理由だけで
イングランドの国教をカソリックから英国国教会に変えて
しまおうとした ヘンリー八世に反対して 処刑されてしまう。
が 断頭台に昇る時も 殺される直前も
平然として ギャグを 言っていたらしい。
モアの「ユートピア」は 笑いと不可分だったのだ。
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by yasunari_suda | 2008-04-19 02:49 | コメディの研究
2004年 06月 06日

じゃんけん、ポイ!

コメディの醍醐味の一つに、「ミスマッチ」というものがある。
「この組み合わせは絶対に変!」「微妙に変!」という異なる要素が、
どういうわけか一緒になってしまった極限状況のことをいう。
今日のカット・アップは、「じゃんけん、ポイ!」という言葉。
この言葉は、意外なことに、フランスが舞台の映画に登場する。
その映画は『艶笑・パリ武装娼館』。
物語の設定は、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツに占領されている最中の
花の都パリ。そのパリ市街にある高級娼館の娼婦たちが、祖国を自分たちの
手に取り戻すため、色仕掛けに満ちた知謀・策謀を駆使して、レジスタンスに
参加するというストーリー。
ここまで書いた中にも、ミスマッチは満載だ。
「パリ」と「武装」。「武装」と「娼館」。「娼婦」と「レジスタンス」など。
実に意外性に富む笑いの世界が展開されている。
さらに見どころとなっているのは、あの『ピンクパンサー』の名優ピーター・
セラーズが一人六役を演じていること。その幅たるやスゴイ。
「ヒットラー」「ゲシュタポ高官」「英国スパイ」など、相反するキャラに
不思議なほど自然に成りきっている。
そして極めつけが、日本の皇太子キョートだろう。
ユダヤ系英国人のセラーズが、黄色人種に成りきっているのだから。
もちろん日本語を喋っている。
皇太子キョートは、娼館にやってくると、尼さんのコスプレをした娼婦
(「尼さん」と「娼婦」も ミスマッチだが‥‥)と、部屋にしけこむことに。
そして、ドアの向こうからイチャつく声が聞こえてくるのだが、そのうちに、
「じゃんけん、ポイ!」という声!野球拳を始めたのだ!
「ナチス・ドイツ占領下の花の都パリの高級娼館にて日本の皇太子が尼さんの
コスプレをした娼婦と野球拳」
このミスマッチは何だかスゴイことになってしまっている‥‥。
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by yasunari_suda | 2004-06-06 11:55 | コメディの研究