2008年 06月 01日

森を作ってきた80歳のオジイちゃんのド迫力。

この10年ほど、
いろいろ変わった仕事をご一緒してきた
友人の池田正昭さんがエコロジーを理念とするユニークな会社を設立。
そのオフィスというか、ギャラリーというか、カフェというか、
とにかく拠点になる場所での盛大なイベントに遊びにいってきました。

ノーベル賞をとったマータイさんと
建築家の安藤忠雄さんと
植物生態学者の宮脇昭さんのスペシャルトーク
「なぜ私たちは森を作るのか」は、のけぞるほどオモシロかった。

特に生の宮脇昭さんは、スゴかったのなんのって。
こちら参考まで。

森の大切さと多様性について熱く語る姿は、
エネルギッシュ、そして、ものすごくチャーミング。

関東大震災の時、
板塀に囲まれた陸軍被服廠跡に逃げ込んだ約4万4000人が、
30分ほどで火炎流に巻き込まれて、ほぼ全滅してしまったのに対して、
2〜3メートルの植樹帯に囲まれた清澄庭園に逃げ込んだ2万人は、
全員が無事だったという話や、

いまの日本の森林の中で、
商業用の木と無縁で、その土地本来の樹々によって構成されているのは、
全体の0.6パーセントほどしかない(聞きちがいでなければ)という話、

あと、植生の多様さが、いかに人間社会の豊かさにつながっているかについても、
素晴らしいの一言でした。

いやいや勉強になりました。
と、もっと勉強したいという気もムクムクと。

あと30年は現役で、110歳まで頑張って、
世界中に木を植え続けるという話し振りも圧巻。

こういう人を見ると、
目的を持って生きる人の強さを実感してしまいます。

年金問題にも後期高齢者医療問題にも無縁の高所を飛び続ける
スーパー・オジイちゃんでした。
次に機会があったら、うちの子にも、こういう人を見せておこうと
じわっと思った次第です(微笑)
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by yasunari_suda | 2008-06-01 14:16 | コメディライター旅日記


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